日本人としての品格って大事ですよね

mongkang2008-03-20

 
本当にあった腐ゆかいな話
http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51241820.html
 
(携帯の方はこちらから) 
http://blog.m.livedoor.jp/blv42/c.cgi?sss=24dfef36c21a10aff7990bd038e568bc&id=51241820
 

【クレーム詐欺】ジャッジ金子だけどなんかある?【ゴネ得推奨】 (無断掲載に抵触?消去済み)
 
「本当にあったゆかいな話」(竹書房)にて、「ゴネ得」というコーナーを担当した際
自身をゴネリストと称し、クレーマーとしての自身をさらしている。

 
一ヶ月程前にプチ祭りになったのでご存知の方もおられるかと。
 
ジャッジ金子こと金子達はリングロープで首吊って死んだほうがいいんじゃね? 』
http://d.hatena.ne.jp/muffdiving/20080219/1203527468
の様に少々過激な意見も散見されます。内容には概ね同意ですが。
 
要約すると、この「ジャッジ金子」なる者があちこちにクレームをつけまくって
ぽくちんトクしちゃったよー。わーい \(^o^)/
というピチガイの自慢話を、頭の弱い雑誌編集者が企画にしてしまったと。
 
スーパーで2円の端数をまけさせるというセコイ話から
5500万円で家を立てたが、設計が少し間違っていたという理由で4500万円に値引きを要求、通らなければキャンセルする
という壮大なゴネまで、品格の微塵も感じられないクレーマーっぷりを存分に晒しております。
 
ああ、民度の低いお客様ですね。と心の中で苦笑しつつもニッコリと受けるしかないクレーム例もあるのですが
 

自分で落としたデジカメの修理をメーカーに依頼するときは
「落としたかと聞かれた場合NOと言え」
「キズ・窪みを指摘されても『自然劣化だ』と言い切れ」
「それでも食い下がってきたら『キチンと検証して書面を出せ』と訴えろ」
「シラを切り通せば絶対ただになりますよ」というアドバイス

 
これはどう考えても詐欺で犯罪でしょ。
 
あと「2円の端数まけて?」に対しては、絶対に受けてはダメですよ。世のスーパーのレジ打ちの皆様。
サル並の知恵の持ち主が見れば真似して「さっきの人はまけたのになんでアタシの時はダメなの?」と言われますよ?
それと端数分は不足になるので自腹になるでしょうね。
自腹が嫌でもあまりに不足が多くなれば当然クビですね。
そう考えると、どう行動すればいいのかすぐ判る筈です。
 
この企画を載せた雑誌「本当にあったゆかいな話DX・3月号」、ウチの店では即時返本処理させて戴きました。
当然です。こんなピチガイを近隣に増やす様な事は出来ません。
この雑誌に書いている全く関係ない漫画家の皆様には申し訳ないけれど。小沢さんも仕事選ぼうね。
 
 
さて、それから1ヶ月。まあ企画も潰れるかトーンダウンするかのどちらかだろう、と思っていたら4月号でもまだ続いてましたよ。
 
今月の特集は「交通事故」。
はい。これだけでもう内容がうすうす見えてきますね。
まあ想像通り「事故ったらゴネて相手から金ぶんどれ」という、字を見てるだけで胸糞悪くなる企画でした。
 

『 1回の通院で4100円の保険金が出るので、パートにでも通う感覚で通います 』

 
みなまでは書かないけれど、保険会社の方が見たら発狂しかねない内容が続き…
 
その横には編集者の
 

『 掲載しといてなんですが…みなさんは絶対マネしないでくださいね。 』

 
という帯書きが。
そこまで判ってて何故載せるかなあ…
この企画のおかげで全国の書店からの返品率がどれだけ上がるかなんて及びもつかないんだろうなあ…
 
だってさあ、こんな企画の漫画載せてる雑誌、店員が売ろうなんて思う?
 
 
数年前にも同じ様な事がありました。
 

上大岡トメ 著「キッパリ」の中で、書店等で雑誌を立ち読みした際に、そこに掲載された店の番号や懸賞の宛先などをメモ帳または携帯にメモることを推奨するような発言があり、多くの書店員から抗議があった。しかしいまだに弁明もなく無視を続け書店員らから反感を買っている。

Wikipediaより
 
まあ、当然返本しましたね。デジタル万引き推奨本を売るほど酔狂な店なんてありません。
軒を貸したら母屋を取られそう。反客為主に自らすすんで掛かり壊滅、と。
書店は「情報」を売る場でもあります。
情報を盗む事を推奨したり、腐った情報の載っている本は売る訳にはいきません。
 
せめて、自浄作用が働く事と竹書房が悔い改める事を祈ります。
腐ってしまった人間はもう元に戻ることは出来ないだろうから。