NHK大河 『Gackt動員』

 
『Gackt NHK大河で上杉謙信役』
 
http://news.goo.ne.jp/news/sponichi/geino/20060401/kfuln20060401006001.html?C=S
 
 『来年のNHK大河「風林火山」の男性主要キャストが31日、東京・渋谷の同局で発表され、上杉謙信役に歌手のGackt(年齢非公表)が起用された。
 
Gacktはサングラスにピアスを着けて登場し「僕の中の侍スピリットを表現したい」と抱負を語った。主人公・山本勘助は俳優の内野聖陽(37)が、武田信玄は歌舞伎俳優の市川亀治郎(30)が演じる。
 
 Gackt「僕自身、侍スピリットを大切にして生きてきた。戦いの先にある死さえ超える強い意志と志を持った魂が大好きで、共感できる」などと独特の言い回しで抱負。
「ふたを開けてみないと分からないですが、新しい自分を表現したい」と不敵な笑みを浮かべた。
 
 音楽活動ではビジュアル系メークだが、関係者によると、武将らしいメークも含めて検討中。これまで一度も見せたことがない“すっぴんに近い顔”を披露する可能性もある。
 
「プロデューサーには青い目でいいと言われましたが、目の色は戻します」と語り、トレードマークとも言えるカラーコンタクトレンズは外す考えだ。
 
 上杉謙信は、軍神と呼ばれた戦国時代の天才武将。

制作統括の若泉久朗チーフ・プロデューサーが、05年12月の東京ドーム公演で馬で疾走したGacktを見て「この人しかいない」とラブコール。
 
若泉氏は「上杉謙信を誰にやってもらうかが勝負だと思っていた」と意外なキャスティングについて説明した。
 
 武田信玄を支えた軍師で、物語の主人公、山本勘助を実力派の内野に、信玄を歌舞伎界のホープ市川にと堅実な2人に託したことから、制作サイドはGackt起用によるサプライズ効果も狙ったようだ。』
 
 
ええと…これなんて戦国BASARAですか?
 
タイトルはベタですが、既に謙信役を何人かに断られていた様子。
で、事もあろうに
 
「プロデューサーには青い目でいいと言われましたが…」
 
絶句。
Gacktに罪は無いか。でもピアス穴は塞いでね。 
 
 
『来年の大河はコレで決まり!』
 
とPOPを作り、全く動かない*1功名が辻』に変わって、司馬遼太郎坂の上の雲』をフェア台で全巻平積みしている私の書店員としての面目も当然の様に丸潰れ。
 
『独眼竜正宗』・『太平記』の頃から比べるとほんっと地に堕ちたね大河も。
 
今宵はここまでにしとうございます…*2
 

*1:販売業界用語。売れない事

*2:1988年大河「武田信玄」で毎週ラストを締めくくる若尾文子さんのナレーション