2008-06-01から1ヶ月間の記事一覧

増刊・ちょっと憂鬱な梅雨の雑記号

1:最近読んだ本 『先輩と私』 森奈津子著・徳間書店刊 単独エントリあげたかったが、流石に3連続長編エロネタが続くとただでさえ少ない女性読者が皆無になってしまいそうで自重。 女子大生・光枝は、好色文学研究会の一員。官能小説を書いては妄想に浸り…

「ロリータ」にコンプレックスを抱く

翻訳小説がどうも苦手である。原体験がハーレクインであった事に因するかどうかは定かではない。 「ロリータ」は、アメリカに亡命したロシアの作家、ウラジーミル・ナボコフが1955年に発表した長編小説である。 日本語訳版は1959年に大久保康雄訳が出ている…

「処女はお姉さまに恋してる」2周遅れでプレイしてみた

処女と書いて「おとめ」と読み、お姉さまと書いて「ボク」と読む。 2chネギ板で2005年ベストエロゲーの8位に輝いた本作。因みに5位は以前レビュー書いた「夜明け前より瑠璃色な」。 発売当初はこんな騒ぎになった事も。 「処女はお姉さまに恋してる」はア…

4コマ漫画を避ける人は真の漫画読みに非ず

我こそは漫画好き って人は多いけど、4コマだけは読まないんだ… そんな人、4コマ漫画が市民権を得た昨今でも未だに多いよね。 物語の基本である起承転結を最も端的に表した形でありながら、4コマという型に嵌った表現が毛嫌いされてか、マニアックという…