萌理賞に応募した気になってみる

 
なんだか暑さで眠れませんなのですよ…
ので一筆書いてみました。
 
〜第二回萌理賞
http://q.hatena.ne.jp/1154079537
締切りは過ぎてしまっている様なので、応募したつもりになって。
 
 
 『バス停にて』
 
虫取りにあきて、いつものバス停のベンチで休んでいると、
おねえさんがやってきて、僕のとなりに座った。
 
アイスを食べながらハンカチで汗をふいてる。
いいなあ…アイス。
 
おねえさんがこっちを向いた。
ぺろん、とひとなめしてからアイスを僕の方に向ける。
なんだか、かんじゃいけない気がして僕も、ぺろん、となめてみた。
おねえさんはうれしそうに笑う。
 
また僕の方にアイスを向けて口を大きく開けた。
ん、 あーんしろ って事?かな?
 
あーん
 
そーっと口の中にアイスを入れてくる…つめたい!
おねえさんはくすくす笑う。
 
あ、バスが来た。
僕の汗っぽい頭を2、3回なでてから、おねえさんはバスに乗って行ってしまった。
 
白いふわふわのスカートと、長くてほそーい指を思い出しながら、僕はアイスの棒を宝箱に大事にしまった。
 
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共通課題テーマは「萌え」。課題モチーフから「夏」「姉」を選択してみました。
380字くらいかな。400字に抑えるのは始末書で慣れているので苦にならない。

一応、姉属性持ちとショタ萌えの方、両方に合わせてみた…つもり。だが萌え度薄し。
情景頼みで各々脳内補完の要アリ。だめじゃん。
いつも小難しい漢字を羅列して読み辛くしているので、たまに小6までの当用漢字で抑えてみると表現の稚拙さに我ながらびつくり。
「優しく微笑む」とか「バスへと消えていった」等々『小学生こんな表現使わねーだろ』と書き直し、無駄な推敲を重ねてこの体たらく(ニガワラ)。
「僕」「おねえさん」が若干くどいのは少年性を出したかったから。て事にしといて。
付け加えるならタイトルに捻り無い上に、オチも無いに等しいね。
締切り過ぎてて良かった。
 
では、おやすみなさいまし。