庚申塚散策譚
都電の回のよしぞー氏のコメントによると、なんでも庚申塚に美味い焼き鳥屋があるらしい。
それをふと思い出して行ってみた。
大塚から都電で10分と近く、夕方まで間があったので周辺をぶらぶら。
パン屋からいい匂いが漂ってきたが、とりあえず我慢。
洋服屋、という表現が微妙なお店。学校指定のボードがいい味出してた。
延命地蔵尊が見えたので立ち寄ってお参り。
ちーっちゃい祠だけどちゃんと手入れしてあった。
マッサージの店にて ねこ発見。
何故中学生以下同伴だと安くなるのかは不明。
珍しく ねこ寄って来る。足にすりすり、にゃー。この一連の猫語を訳すと
「ここは俺様のテリトリー。だけど特別に入れてやんよ」
ねこ堪能後、少し歩くと寂寥感漂う店を発見。
紙屋、と不自然に新しい看板にあるが雑貨屋っぽい。
おこめ屋。入り口付近まで精米の香りがする。
中は昔ながらの米屋そのまんま。プラッシーを置いているかどうかは定かではない。
たばこ屋の看板は昭和30年代製(推定)
ピース・わかば・エコーが前面に…土地柄か。
雑貨屋に置いてあったガチャガチャ。地方によってはガシャポンとか言うらしいが。
機械は古いが∞エダマメを見る限り中身はマメに入れ替えられている模様。
PM5:00。そろそろ店も開いている頃と思い覗いてみるがまだでした。
なので隣の甘味屋に入ってみる。
夕方とはいえ日差しも強く、思わずかき氷を所望。
駅に隣接しているので、店の中から都電に乗り降りする乗客の姿が見える。
食べ終わった頃に丁度お目当ての店も開店。
これが焼き鳥も酒も実に旨い。思わず飲み食いし過ぎてしまったが、中くらいに大きい札一枚で済んだ。安い。
堪能して帰途につく。実に有意義なひとときであった。
また行く。