「サンクユーベリーベリー」観てきた

 
何度目かでそろそろ池袋サンシャイン劇場にも迷子にならずに行ける…のはまだ先の様で。
いや、駅からなら行けるんだ。いやいやマジで。
ホント黄道な人にはチケからなにから毎度お世話になりっぱです。
 
あらすじとか細かい話は、興味ある人は皆御存知でしょうし、敢えて割愛ね。
「寝る子は ℃-ute」も担当してた演劇グループ「大人の麦茶」が相変わらずいい味出してます。
ゲキハロは毎回事前情報なしで観に行ってるのですが、骨の部分は明瞭簡潔でストーリーにも入り込み易い。
それでいて小ネタも満載と、いつも期待を裏切らない出来。
観劇メインでもヲタ目線でガン見でもどちらもいけるのは私の様なライトヲタには嬉しいね。
 
 
キャラ的には茉麻が良かったなあ。今回の観劇で好感度アップ。
赤い花柄パジャマがかわゆす。学ランの援団姿とのギャップがすごかった。
昼は姉御で夜は…夜も姉御だったっけ。りしゃこにアドバイスするシーンがメインだったし。
ふたりっきりのパジャマパーティとはいかなかった。ちょっとシリアス。
 
そのシーンの他にも りしゃこがキャプテンをなんとも複雑な面持ちで抱きしめる場面とか、ちょっと百合っ娘要素もあったりして。
 
そして落ちているお金を通常の三倍の速さで拾う桃子www
貧乏キャラ生かしすぎ。
 
くまいちょーの「丸富なめんなよ」が格好よかった。
あのセリフで上から見下ろされたらM心が疼くかも。若しくはおしっこ漏らすかもしれない。
 
 
水島果奈役のキャプテンに向かって、長雲学子役のりしゃこが叫ぶシーンがあった。
※ごめんシーン勘違い。千駄木だったね叫んでたの。
千駄木「水島ぁー!」
ここでまさかの
 
六日坊主(小声で)「"ビルマの竪琴"って知ってる?」
 
大人しく観ていたつもりが堪えきれず爆笑。
おそらく10〜20代の反応は「??」だったろう。
30代中盤くらいまでは「あーなんか聞いたことある」
それ以上の残念なオサーン達「ちょw上等兵www一緒に日本に帰ろうー!」
 
そして思わぬ逸材発見。佐野香織里ちゃん。黄色い人情報で確認したらアップフロントのエッグらしい。
演技もなかなかでかわええ。喜怒哀楽の表現が上手。喜と楽の場面あんまりなかったけど。
公演が全て終わって退く時に、声を掛けたらしき人に向かって小さくかがんで手を振ってた姿がぷりちーでした。

 
 
今回はミニコンサートは無し。とはいえ劇中で合唱シーンがあるので歌も楽しめた。
観劇に集中したい人にとってはこれで充分じゃないかな。
笑いあり涙あり、ノスタルジックな雰囲気を醸し出し自然な流れでハッピーエンドへ繋げる脚本は素晴らしかった。
 
コンサより敷居も低いし、少しでも興味のある人にはお薦め。
勿論次回作も期待してます。