和風な呪文は思い出の大騒ぎ ~錬金3級まじかる?ぽか〜ん~

mongkang2006-07-02

 
アニメ『錬金3級 まじかる?ぽか〜ん
なんだかまたケッタイなタイトルだなこりゃと思いつつちょっと見たらば、なんだか面白かったのです。
 

『魔界から何らかの理由で人間界へとやって来た
"魔法使いのゆうま"
"ヴァンパイアのパキラ"
"オオカミ少女のりる"
"人造人間の鉄子(あいこ)"
たち4人のプリンセス。
 
巨木に鳥小屋のように造られた『がらくたはうす』に住み着くことになって早一週間。
不慣れな生活のせいで、りるがハンターに銀の弾で撃たれそうになっちゃったり、パキラが灰になっちゃったり、
鉄子がウィルスに感染しちゃったり、ゆうまがおっぱいポロリしちゃったりと、
ドタバタ大変だったのが前回までのお話。
さて、今回のお話は…? 』

 
(今回はうぃきぺでぃあ先生じゃないよ。公式サイトより。)
http://www.magipoka.com/
 
 
前回までの話 とありますが、第一話の説明ですコレ。
つまり前回までのお話は脳内d(ry
一応萌えモノに分類されるんだろうけど、萌えません。故に面白い。
オムニバスで昔ながらのドタバタほのぼのアニメを最近お約束のキャラクターでやってみたら、あら案外イケるじゃないの。
ってとこでしょうかね。
 
そこかしこに嫌味無く散りばめられた懐古感漂うギャグ*1も良いです。
何しろお題の「ぽか〜ん」は、かの「タイムボカン」から思いついたとの事。
すごいよヒラタさん*2。魂が呼び合ったのね。
OP主題歌*3にてシリアスで百合ゆりんな雰囲気で魅せといて、ED*4は電波脱力系で落とす辺りもツボ。
EDはキャラ別4種類+αと無駄に凝ってるし。次回予告が毎回全く予告になっていないのもまた良し。
 
 
んで今回のお話は…
 
ぽか〜ん21 『無口な呪文は楽しい英会話』
 
『リビング。ランプの灯りの下、テーブルに着席し、思い詰めた表情で集合した4人のプリンセス。
お互いを牽制しあうかの様に見つめ合っている。そんな重い沈黙のなか、
「レッツ・エンジョイ・イングリッシュ。アーユー・レディー? スタート!」
 日本語禁止ルールの謎の英会話がスタートした!?』
 
http://www.youtube.com/watch?v=2lUVUeuJKvU&search=pokaan
http://www.youtube.com/watch?v=eBGjQetlfWU&search=pokaan
http://www.youtube.com/watch?v=dH3ZFgvPFns&search=pokaan
 
えっとnonPC及び一部ナローバンドな方の為にストーリー説明を。
つぅかストーリーなんて有って無い様なもんだけど…一応。
 
よーするに、日本語一切禁止ルールで会話を進め、日本語を使った者が罰ゲームとして
「納豆ジュース・苺果肉入り」
とゆー、見るからに聞くからに不味そうな缶ジュースを飲み干していく…という話。
 
「Okay? are you ready?
Please continue…」
の言葉と共に延々と続き、結局最後にそのジュースは鉄子が訪問販売のおばちゃんに騙されてダンボール6箱と大量に購入したモノだという事が判明するが、特にどうという事もなく終わります。
 
 
で、なんでこんな他愛も無い話を取り上げるかとゆーと…
やってる奴等が居たんですねえ。15年も前にこんなおばかな事。
 
 
…とある日の昼下がり。誰が言い出したか忘れたが、何故か決まった
「外来語禁止ルール」
一番多く外来語を使った者は罰ゲームとして
メッコール&チーズ味カロリーメイト*5」を飲む事。
いつもの様に勿論自腹。
翌朝10時まで*6という期限を設けて、いざ開始。
 
数人でいつも溜まり場にしている部屋に集合したのだが、その部屋の家主が扉の前に立ったままなかなか開けようとしない…
そのうち堪りかねてある者が
「おい、早くドア開けてくれってばよ」
にや〜と笑う家主。
そう。「ドア」はアウト。
こ奴、なかなかの策士じゃの。侮れぬ。
 
それに引っ掛かった者が薄笑いを浮かべながら
「おう、コレやろうぜ」
取り出したるはファミコンソフト『究極ハリキリスタジアム』。
…な…なんて恐ろしい子…共倒れするのは目に見えてるのに…
 
そこからはもう地獄絵図。
「うわーそこでスクイズかよ…あ!」
「おっしゃ逆転ホームラン…う"」
「お、ツーベー…じゃねえ二塁打
「あーもうドラゴンズよええ…あーやっちまった」
 
黙ってプレイor観戦するなんて野暮な者は誰も居ない。
しかしそんな様子を腹を抱えて笑いながら観戦していた私も次のプレイを課せられる事となった。
なあに、戦時中の棒球を思い出せばいいのさ。
ストライクは「よし」ボールは「だめ」。
オーケー覚悟はいいかベイベ?
 
「よし!池山二点本塁打炸裂」
「桑田の、右打者の外角に向かって曲がり落ちる変化球はどうも打てねーなあ」
「む。二重盗塁とは小癪な」
「体力が落ちてきたな…投手交代。高野に代えて少し早いが抑えの切り札、翼竜型音波怪獣*7内藤投入」
 
対して「フェンス越え」や「抑えのエース」と若干混在意味不明気味な外来語連発で自滅していく相手。
 
なんだか知らんが、どうやらこのルールは私向きらしい。
モノトーンのギンガムチェックの柄を問われ
「白黒格子模様」
と咄嗟にかわした時には、勝負有った と思わせたものだ。
 
RPGやらレースゲームやら、外来語無しには表現の難しいモノばかりチョイスし、馬鹿騒ぎして遊ぶ内にやがて朝。
講義開始前の学食に集まって結果集計。
圧倒的大差で敗北した家主の彼は翌日、しっかり罰ゲームを受けたのでした まる
 
 
うん。楽しい学生時代でしたよ。
素でアニメになりそうなくらいに。
 

*1:魔法のステッキがどうみてもスタジオぴえろの某魔法少女で使ってたモノだろうとか、頭に乗ってる三角ウサギがどうみても『ドロロンえんま君』のシャポジイにしか見えないとかetc

*2:http://diary2.cgiboy.com/1/hirata/index.cgi?y=2006&m=5

*3:http://www.youtube.com/watch?v=Vmvm6l7d478&search=%E9%8C%AC%E9%87%91

*4:http://www.youtube.com/watch?v=0A-RDt3zInk&mode=related&search=poka-n

*5:当時のカロリーメイトドリンクは今と違って激マズだった

*6:もう既にこの時点で徹夜が暗黙の了解の内に決定している

*7:ギャオス