さて、燕に本格的暗黒時代がまた到来した訳だが

mongkang2007-12-27

 
燕の暗黒時代と聞いてまず思い出すのは1985年。
土橋監督の元、堂々の最下位、更に目の前で虎の優勝を見せつけられた年。
翌86年も連敗街道を突っ走り、武上監督の82・83年に続き5年間で4度の最下位という金字塔を打ち立てている。84年は辛うじて5位。
 
ヤクルトスワローズ 85年開幕のオーダーといえばこんな感じ。
 
(遊) 水 谷
(三)  角 
(左) 若 松
(中) 杉 浦
(右) スミス
(二) マルカーノ 
(捕) 八重樫
(一) 渡 辺
(投) 梶 間
 
実に初代ファミスタ臭の漂う、渋い面子。
この年はオーダーが毎日変わる猫の目打線だった。
とはいえ流石に岩下・渡辺・高仁のクリーンアップに先発阿井で来られた日にはミルミル吹いたが。
この頃はもう二度と生きてる内に燕の優勝は見られないものだとばかり思っていた。
 
 
黄金時代到来直前の90年になっても
 
(二) 苫 篠
(右) 柳 田
(三) 広沢克
(中) マーフィー 
(一) 杉 浦
(左) 荒 井
(捕)  秦 
(遊) 池 山
(投) 内 藤
 
野村が監督就任した年だが、まだ暗黒がぬぐいきれていない。
そう考えるとやはり野村は評価せざるを得ない。
覚醒前の池山は自動アウトで守備の人だった事を知る者も今は少なくなってしまった。
マーフィーは大リーグで通算166本塁打した強打者だったが、前年に腰を痛めており日本に来た時は既に抜け殻。打率.229で8月には解雇されている。
これがホントのマーフィーズゴースト。ってやかましいわw
 
 
そして2008年。
古田・高津・石井一が抜けラミレス・グライシンガーも去った。リグスは劣化した。ゴンザレス?誰それ?
代わりに来るのは猫から福地・韓国から林昌勇・リオス
福地は肩さえ良ければレフト固定でもいいんだがなあ。
俊足は高田新監督の好みだから出番は多いとみている。
 
リオスは期待薄。
韓国リーグで最多勝防御率1位、最高勝率の3冠でMVPとかいかにもダメっぽい。
救いは週刊文春で「日本では使えない選手」と酷評されていた事。活躍フラグ立った。
35歳という年齢には目をつぶりたいが、夏頃になって故障長期離脱とかで目蓋を無理矢理こじ開けられそうな予感。
 
林昌勇は問題外。
『直球を投げるときはサイドスローであるが、変化球を投げる時はアンダースロー気味にまで腕が下がってしまう』
Wikipediaより)
ってどこの草野球ピッチャーだよ。肘も壊してるみたいだし。
牧場で坂元とクローザー争いでもしててくれ。
 
 
そして名手・宮本のサード転向
宮出・飯原・畠山・度会のザル守備を隣で見ていてよほど嫌気がさしたのだろう。俺もだよ、宮本。
しかしあっちを埋めればこっちに穴が開き。ショートは?という話だが、飯原の転向案もあがっているとか。
だが飯原は同時に外野に戻すとかスイッチヒッター化検討で指定強化選手に指名されたりと迷走必至。
2年目の川端と新人・鬼崎に争わせて打撃開眼した方を使うのだろう。つぅかそうしてくれ。
どっちも開眼しなくても守備上手そうだから。
 
 
投手陣は…ロケットボーイズ(笑) 五十嵐は投球術を覚えないともう駄目。石井弘は今年もゆっくり休んでな。
あとは由規(佐藤)と加藤か。くれぐれも壊さない様に使ってくれ。もうそれだけを祈る。
由規は左でも投げられるからといって近田*1化するのと、漫画を描くのが好きだからといって木田化するのは禁止。
 
 
となるとこんな感じか?
 
(左) 福地
(二) 田中
(中) 青木
(右) ガイエル
(一) リグス or ユウイチ or 武内
(三) 宮本
(遊) 飯原 or 川端 or 鬼崎
(捕) 福川 or 川本
(投) リオス
 
なんか90年のオーダーとタイプが似てね?
案外早く暗黒脱出可能な気がしてくる。だがこれは孔明の罠
以前もそうやって18年も騙され続けてきたんだ。もうその手には乗るものか。
 
あれ?おかしいな。目から塩水が…
 

*1:豊年。南海・ダイエー阪神、現役:1988〜1991年