月刊少年ジャンプが休刊

　
ん〜とある店では配本15〜20冊、実売8〜15冊程度で月マガと同じくらい売ってたらしいんだけどなあ。
確かに最近は少しパワーダウン気味だったけど。特に「冒険王ビィト」が休載してからは表紙にも苦労してたっぽいし…
そして漫画の内容的には月マガに完全に食われてる様な気が。コミック単行本の売れ行きが出版社にとっては重要だからこれは痛い。少年ガンガンとか、少年エース・電撃大王の様に差別化を図らなかったのが沈滞化の原因とみます。
まあ週刊少年ジャンプの他に赤マルジャンプ・Ｖジャンプ・ウルトラジャンプ・ヤングジャンプ・スーパージャンプ・ビジネスジャンプと出しており購買者層は既にほぼ網羅してるのでしゃーないか。
　
因みに平均発行部数 約４２万部は同じ月刊誌では「なかよし」とほぼ同部数。「アフタヌーン」の３倍近い数字です。
休刊は勿体無いところですが、一読者としての見解としては 少年向け月刊誌の使命を果たしてそろそろ潮時かな…
といったところでしょうか。少なくともフレッシュジャンプみたいにフレッシュなまま休刊するよりはずっとマシ。
しかしクレイモア…４月からアニメ始まるってぇのに本誌休刊ってカワイソス。
　
　
懐古厨としては、『キャプテン』『わたるがぴゅん！』の月ジャン二大野球漫画に
『白い戦士ヤマト』『死神くん』『アクトレス』『闇狩人』『エンジェル伝説』と独自路線の人気漫画が印象的。
そして忘れちゃいけない『やるっきゃ騎士』。
ツンデレヒロイン・美崎静香よりも副会長でおっとり眼鏡のチカコ派だった私。
月マガで若年齢向けお色気路線が当たったので遅れを取ってはならぬとばかりに みやすのんきを起用した月ジャンの方針は当たりで、この頃はまだまだ売れている感が有りましたっけ。
月マガ『パラダイス学園』、月ジャン『やるっきゃ騎士』で青き性の目覚めを果たしたものです。その節は大変お世話になりました。
　
さて、集英社では新雑誌を今秋をめどに創刊するとの事ですが、まさか今更萌え路線ではないでしょうね…？
希望としては『年刊少年ジャンプ』を創刊して欲しい。
創刊号の表紙は冨樫義博の『HUNTER×HUNTER』。萩原一至の『BASTARD!!』でも可。
他の豪華連載陣は江口寿史・吾妻ひでお・榎本俊二・上條淳・浅田ひろゆき 等々*1。
あと編集と揉めて移籍騒動のPEACH-PIT『ローゼンメイデン』も受け入れで。
　
こ　れ　は　売　れ　る　。
　
しかし年間連載でも冨樫なら「作者急病のお知らせ」とか平気でやりそうで怖い。
　

*1:週刊・月刊ペースでは原稿を落としてしまう休載の達人たち