今年売れた書籍ランキング

 
色々と押し詰まって参りました今日この頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
そんな折、書店の誰得ランキングを今年も。
 
●一般書部門
 
1・1Q84 book1
2・1Q84 book2
3・イヴ・サンローラン
4・読めそうで読めない間違いやすい漢字
5・巻くだけダイエット
6・告白
7・かわいいころを過ぎたら
8・くらべる図鑑
9・日本人の知らない日本語
10・「脳にいいこと」だけをやりなさい
 
1・2位は順当に1Q84。アンチハルキストの私としてはイマイチ面白くない。
book1とbook2の販売数の差が70冊もあるというのは、1巻だけ読んでみて挫折したか、
「なんか話題になって売れてるらしいから買ってみますた (^p^)」という方が多いという事なんだろうなあ。
 
イヴ・サンローランって何? という方へ
http://plaza.rakuten.co.jp/sambaderyota512/diary/200911120001/
こんな感じ。付録付きムックは当たるとデカイけど、Cherみたいに売れるからにはそれなりの質が必要。当然その為の投資も必要。薄利多売も当然の流れか。
 
4位・5位とか、一般大衆の皆さんマスゴミのいいカモになってるよねー。それ売ってメシ食ってる人間の言うことじゃないけどさ。
7位はウチの店が特定される恐れがあるので詳細はスルーで。
8位は商品調達すら満足に出来なかったので機会ロスが物凄かった。
  
●文庫部門
 
1・天使と悪魔 上巻
2・赤い指
3・さまよう刃
4・ジェネラル・ルージュの凱旋 上巻
5・重力ピエロ
6・ジェネラル・ルージュの凱旋 下巻
7・名探偵の掟
8・天使と悪魔 中巻
9・16歳の教科書
10・町長選挙
 
1位と8位の販売数の差が(ry
東野圭吾は相変わらず強い。出せば売れる作家も少なくなってきたね。
そういえば宮部みゆきがランクインしてないな。
それ以外はドラマ化・映画化した本が順当に売れてる感じ。
16歳の教科書、2の売れなさっぷりは異常。アレか、訴求力が足りないからかorz
 
 
●コミック部門
 
1・Nana 21巻
2・ONE PIECE 54巻
3・のだめカンタービレ 22巻
4・鋼の錬金術師 23巻
5・NARUTO 45巻
6・桜蘭高校ホスト部 14巻
7・聖・おにいさん 3巻
8・ガラスの仮面 43巻
9・君に届け 9巻
10・黒執事 6巻
 
(同タイトル下位別巻は省きました)
全部門総合でも1位。腐ってもNanaか…今や年一回の発売だからなあ。
 
ワンピの56巻が初版285万部で日本記録更新とか。
http://mainichi.jp/enta/mantan/news/20091127mog00m200013000c.html
確かに56巻は売れてる。何故か妙に。
 
それにしても7位10位以外はいつもの顔ぶれで面白みが無いな。
ガラスの仮面は、ストーリー進まないの知ってても買ってしまう気持ちは判る。
 
 
それにしても今年は平凡なランキングでした。特筆すべきもの無し。
来年は原書房の図説全書シリーズとかランクインする夢をみる。