四国山陰紀行・四国は死の国編 其の六
少し遅めに起きて高知から高松へ向かう。
阿波池田駅。これからこの山の奥へと向かう訳だ。
見えてきました。日本一の秘境駅。
坪尻駅。秘境駅でググると訪問録が一杯出てくる。
一旦スイッチバック線に入って引き返してから駅に停車する。
駅の周辺は森。鉄の姿もちらほら見える。
ゆっくり下車したかったのだが、時間がないのでまた今度。
因みに、坪尻駅に停車する列車は1日3本。
この次に来る列車は4時間後。そこまで待てないw
では高松まで直行…と思ったがやっぱり琴平駅で下車してみた。
こっちは琴電の琴平駅。
狸屋うどんで一休み。
讃岐に来たらまずはぶっかけ。450円だったかな?
コシはやや強め、程よいもちもち感。表面がつるつるしていないのが手作りっぽさを醸し出していて良い。ダシはオーソドックスな醤油ダシ。
ここからが地獄の始まりだった。
どうせだから金毘羅さんに詣でていこうと思ったのが間違いだった。
石段を785段登れとかなんとか書いてあるが目から汗が出て読めない。
「君の体は過去の山城との激しい戦いによって多くのダメージを受けた。
これ以上、死国に留まる事は非常に危険だ。東京に帰る時が来たのだ」
そんなウルトラセブン最終話の名シーンが浮かんだ。
松山城に登った時の筋肉痛がちょうど出始め。こんな時に限って荷物を全て持ってきてしまったという。
そして気温は25度。石段の左右に立ってるのぼりが死亡フラグにしか見えません。
皆、杖を突いてぜえぜえ登ってくる。勿論誰一人として大荷物など持っていない。殆どが手ぶらである。
ぬこ様も暑さでぐったり。
なんかアドレナリン大放出でしあわせな気分になってきたwww
もうクソ意地張って涼しい顔をしながら(気持ちだけは)スイスイと登ってやったわ。
汗だくになりつつ本殿到着。
そこでこの仕打ちですよ。カップルのちんこ残らずみんなもげろ。
意識朦朧となりながら続く。