コンデジ買ってきた 〜DSC-T77レビュー〜

　
ＳＯＮＹ DSC-T77
http://www.sony.jp/products/Consumer/DSC/DSC-T77/
　
名刺入れの様なフォルムと色、1000万画素＋手ブレ防止機能＋ツァイス４倍ズームと高スペックでありながら￥20000で買えるというＣＰの高さに釣られて、つい買ってしまいました。
　
色はブラウン。薄さ13.9ミリは胸ポケットに入れても全く気にならない。
気軽に持ち歩くには最適かな、と思って散歩がてら試写してみた。
　

色再現は少し地味目か。よく言えば忠実な再現度。
　

広角は28ミリくらいから欲しいところだが、35ミリ〜140ミリ（相当）でF3.5-4.6なら私的に合格。
　

マクロはオートで充分なレベル。モードを変えれば１センチまで寄れるのはマクロ多用の私にとっては非常に嬉しい。
　

ボケ味は、ちょっとごちゃごちゃしてうるさい感じ。天下のツァイスとはいえ、このサイズになってしまえば致し方ないか。
　

速写性はまあまあか。モードによっては色々演算時間が掛かることもあるが、望遠（140ミリ相当）でここまで雀に気付かれず撮れれば及第点と言えよう。
　

スポット気味に測光したとはいえ白のトビは少々気になる。
背面タッチパネルでのピント指定がちょっとズレた模様。細かい操作は慣れるまでに時間が掛かりそう。
　

感度を上げてみたが、色再現には問題なさそう。思った程のザラツキも出ていない。
因みに鶯谷付近にて撮影。
　

なんか裏道に入ってしまった。建物の特性上、派手な照明なはずだが落ち着いた色に見える。
　

夜景を何もいじらずに撮ってみた。
これだけ綺麗に撮れれば基本はプログラムオートで充分かもしれない。
　

ＩＳＯ3200まで上げてみた。流石にザラツキは酷いが撮影条件としては最悪に近いのでこんなものだろう。
推定シャッタースピードは1/8〜1/15秒。ブレ防止にはあまり期待していなかったが、手持ちでこれなら文句なし。テールも綺麗に流れている。
　

意外だが秋葉原の夜は早い。19時くらいから店が閉まり始め、20時には殆どの店が閉店してしまう。
広角側で撮ってみたが、樽型ディストーションがキツイ。
　

少し標準に戻すとディストーションはあまり気にならなくなる。
露出に関しては少し補正すればこれだけ綺麗に写るが、オートの手軽さに負けて横着してしまいそうだ。
　

家に帰る途中の道で出迎えてくれるねこ。
ストロボＯＮにしたら赤目防止機能が働いたらしく、0.5秒くらいカメラがういーんういーん言ってからシャッターが落ちた。
だが白目（笑）
　
総合評価としては満足できるレベルであった。
携帯性重視の方にはお薦め。